雪山経験の無い私たちはなるべく雪の無い山へ
今の季節、山には花も無い紅葉も無い新緑も・・・・何も無い・・・それでも山へ行きたくて、せめて景色のよい山を選んだつもりが、生憎くお天気が悪くて眺望も無い。
それでも今年初めての山登り。気分よく歩こうと気持ちを切り替えて、雪山に行ったら・・・紅葉の季節になったら・・・○○の花が咲いたら・・・など、楽しいことを思いながらおしゃべりして登った。
農道沿いにある登山口の側の空き地に車を駐車。登山開始、登山口には大きな石の鳥居があり、鳥居をくぐると直ぐのところにお地蔵様が祭られていた。
そして、急な階段が続く登山道が久しぶりに山に来た私たちには結構堪えた。中宮からは急な山の道を
歩く、さっきまで霜柱が出来ていたような登山道は少しぬかるんでいて滑りやすくて歩きにくい。
上宮を過ぎるとしばらくして急な登りは無くなり、平坦な尾根歩きになる。頂上の近くになると登山道の両脇に雪が積もっていた。下山してきた方々が「上は15cmぐらい雪があるよ」と言っていたが、「オーバーな表現じゃない?」と内心疑っていたが本当みたい。
頂上は雪で真っ白。木製のテーブルとベンチに陣取った3人が賑やかにお昼を食べていた。連れてきていたワンちゃんが寒そうで足の毛が凍っちゃったとか言っていた。とてもかわいがっていて、泥だらけのワンちゃんを自分のジャンパーの中に入れて暖めていた。
私たちは昼食は取らずに暖かいコーヒーだけ飲むことにした。そのうちに雪が降り出して粉雪の舞う中でコーヒーを飲んだ。寒いのだけど気持ちはワクワクするような変な気分が可笑しくて「笑えるくらい寒い」変な表現ですが、ぴったりな表現だと思う。
頂上からは瀬戸内海と日本海がよく見える。晴れていたら・・・・きっと素晴らしかったと思う。
長く居ても寒くなるばかりなので早々に下山した。
竜王山は地元の方がよく登られる山らしくて、途中でであった83歳のおじいちゃんが3,000回以上74歳のおじさんが156回目62歳のおじさんは802回目と言っておられた。
家族連れや山の会らしい団体さんなど・・・お天気はあまりよくなかったけど、登っている人が多かった。
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